ぱくぱく帝国

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ベース経験者がギターを始めるには?購入までの流れ、安く買う選び方など

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「ベースもある程度弾けるようになったし、ギターにも挑戦してみよう!」という方に向けて書いてみました。

私はベースをはじめて5年後にギターを購入したのですが、その際感じたことをまとめています。ちょっと学生向けです。

1.ギターに触れてみよう

ギターに挑戦しようと思ったはものの、いきなり購入へと踏み切れる人は多くはないと思います。果たして自分に弾けるか心配、継続できるか分からないのにお金をかけるのは不安などといった悩みがありますよね。

購入前にまずは、ギターを借りてみることをお勧めします

エレキベースを練習している人には、バンド(吹奏楽も含む)を組んでいる方が多いと思います。(偏見だったらすみません。。。)バンドで集まった際、ギター担当にお願いして弾かせてもらいましょう。

ベース経験者であれば、単音で奏でることはそんなに難しくないと思います。好きなアーティストのギターソロを弾いてみてもよいですし、はじめは自分の知っているベースラインを弾いてみるだけでも十分です。

特にエレキギターの場合、音色がギター特有の派手な雰囲気に変わるだけで楽しく感じると思います。

この段階では、上手く弾けるかよりも、弾いていて楽しいかがポイントです。家に持ち帰ってでも練習したい、自分用のギターが欲しいと判断できれば、購入しても後悔することはないでしょう。

逆に、少し弾いてみたけど思ってたより楽しくないな、意外と大変だなと感じる場合は購入しないのも全然アリだと思います。

私はベースを始めて1年くらいの時、友達からギターを借りましたが全く興味を持ちませんでした。それから何年かした後、またギターを借りる機会があったのですがその際は弾いててとても楽しかったので購入しました。そのようなパターンもあるので、思ったより楽しくなければサクッと諦めてみるのも良いと思います。

※借りる友達が居ない、友達のギターを壊しそうで心配という方も多いと思います。

その場合は、レンタルもあります。お金はかかりますが、破損した際の保証も付けられるため、選択肢としてはありです。

2.ギター、周辺機器を買ってみよう

ギターを練習する決心がついたところで、ギターや周辺機器を揃えていきましょう。ギターを家で練習するにあたって必要なものは、以下の通りです。

エレキギター

家庭用小型アンプ、シールド

カポタスト

変換プラグ

ギター、アンプ、シールドまでは必須です。順に説明していきます。

エレキギター

まず、ギターから選んでいきましょう。

個人的には、アコースティックギターよりもエレキギターをお勧めします

理由はエレキの方が弦を押さえやすいからです。エレキの方が指板の幅も狭く、弦も細いので断然弾きやすいです。

特に、ギター初心者が挫折しやすい、人差し指ですべての弦を押さえるセーハもやりやすいです。楽しく続けるためにもまずはエレキから練習するのがお勧めです。

あとは、音、見た目、ブランド、品質などそれぞれのこだわりにあったギターを購入すればいいと思います。

こだわりもお金もない場合

私の場合は、価格の安さを最重視しハードオフで購入しました。

ハードオフに限らず中古品を狙う場合は、そのギターの販売元を調べてみましょう

有名な会社(イシバシ楽器、下倉楽器など)が販売している初心者用ギターを選べば、10,000円以内でそれなりのものを購入出来ると思います。ただ、中古なのですぐに壊れる可能性もあることは考慮しましょう。

私はイシバシ楽器の初心者用のギターを購入しました。定価10,000円くらいのところを中古品5,000円くらいでした。1年くらい使っていますが、現時点では音も問題なく出力できていて私は満足しています。

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家庭用小型アンプ、シールド

この2つは、ベース購入時にそろっている方も多いかなと思います。もし無ければ、ギター入門セットのようなもので、ギターと一緒に購入してしまってもいいかもしれません。

エレキギターはアンプに繋いで練習した方が、ロックな雰囲気を味わえて楽しいと思います。また、コードをしっかりと押さえられていなくても、アンプから出力すると音色に誤魔化されていい感じに聞こえることが多いです。

継続するためにはやはり、演奏していて楽しいことが重要なのでアンプは欲しいところです。シールドは、ギターとアンプを繋ぐために必要になります。 

カポタスト

よくカポと呼ばれます。ベースを弾く際には必要となる機会が少ないので知らないかもしれません。簡単に言うと、コードを弾きやすくする道具です。値段も2000円くらいなのでそんなに高くは無いと思います。

ひとまずギターを練習した後、買い足すのもアリです。

 

変換プラグ

イヤホンの端子をシールドの端子に変換するものです。アンプから出る音をイヤホンから聞くことが出来ます。楽器禁止の家に住んでいる、夜に練習したいなどといった人は持っていると便利です。イメージとしては

イヤホン→(変換プラグを介する)→アンプ

という感じです。

3.好きに練習してみよう

ギターを購入したら、練習してみましょう。演奏方法は大まかに分けて、単音コードに分かれます。

単音、スラップ

ベース経験者であれば、単音で奏でることは難しくないでしょう。ベースよりもフレットの幅が狭いため、ギターの方がむしろ弾きやすいと思います。好きな曲の好きな部分をどんどん弾いて楽しみましょう。

また、ギターでスラップをしてみたいという理由でギターを購入した方もいると思います。

スラップに関しては、弦の幅が狭いため慣れるまでは少し弾きづらいです。プルは問題ないのですが、サムの音が出しづらいように感じます。その場合はひとまず、サムは開放弦の場合のみ使うようにしましょう。開放弦のサムはすぐに音が出るようになるので、それを意識するとある程度は楽しめると思います。

飽きたら開放弦以外のサムの音を出せるようにしてみる、くらいの軽い気持ちの方が継続に繋がります。

コード(和音)

コード弾きの良さは、コード譜さえあればあっという間に好きな歌の弾き語りが出来てしまう点にあります。ベースではなかなか味わえない楽しさですよね。

コードの押さえ方に関しては練習時間を重ねるうちに上手くなるので、1つのコードを完璧にするより、ふんわり弾けるコードを増やしてどんどん好きな曲を弾きましょう

はじめは以下のコードが出てきた時だけでいいので、きれいな音が出せるよう意識しながら練習してみましょう。

C、D、E、G、A(セーハを除いたメジャーコード)

また、練習にはU-フレットというサイトが便利です。無料でコード譜が閲覧でき、コードの押さえ方も一緒に表示してくれるという優れものなので是非利用してみて下さい。

4.バンドで練習してみよう

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やはり最後はバンドでギターを演奏しましょう。新しいバンドを組んでも良いですし、今あるバンド内でギターとベースの担当を曲によって交換してみるのも楽しいと思います。

基本的には「ベースからギター」よりも、「ギターからベース」を始める方が簡単なので了承は得やすいと思います。

5.まとめ

ベース経験者がギターを始めるまでの流れはイメージできたでしょうか?

・ギターは弾いていて楽しいかで購入を判断

・アコギよりもエレキギターがお勧め

・ベース経験者にとって単音のギターソロは簡単。コード弾きは徐々に慣れていくもの

ギターの購入や練習の際には、これらのことを参考にしてみて下さい。技術はある程度練習量に比例するので、継続のためにも楽しみながらギターを演奏できるといいですね。